Lens Impression
もともとは、レンズ画像右端のように16mmムービーカメラに装着されていたレンズです。現在はかなり低廉価格で入手可能です。
Cマウントですので、フランジバックはライカマウントより短く、イメージサークルも35mmはカバーしません。従って改造すればライカマウントにも変更可能ではありますが、それなりに費用がかかる上に、画像の隅は欠けることとなります。
今回のLumix G1のCマウント改バージョンでは、全く改造なしで無限までピントが可能であり、イメージサークルも十分ですので、非常に効率的に使うことが可能となりました。
レンズ構成は独特の4群4枚構造で、凸凸凹凸の単独レンズ構成はトリプレットの発展形としてのエルノスターに近いとも考えられます。
このIvotalには1 inch f1.4のレンズもありますが、こちらは4群6枚構成の典型的ダブルガウス型です。
描写は周辺の後ボケにややぐるぐるが出てフレアっぽい部分もありますが、全体としては非常にクリアな印象を受けました。
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